子どもたちが森に向かう道で、「せんせい、ここに空き缶ある!」「森のゴミになっているよ」「捨てた人がいるって事!?」そんな声が聞こえます。
そこで、子どもたちに聞いてみました。“ゴミが森に捨ててあるのどう思う?”
「森にゴミがあると動物たちが食べちゃって、お腹壊しちゃう」「ゴミは森に捨てるものじゃない」「落ちたら拾えばいいじゃん」「気づいた子が片付ける」…ここでは書ききれないほどたくさんの思いを抱いており、
その中で全員が同じ意見として伝えてきたことは「“ゴミは森へ捨てない”(ゴミ箱へ)」ということでした。
ゴミに気づいたら自分のリュックの中から袋をだして拾う姿が子どもたちの様子の中で見られるようになっています。
子どもたちは木も生きているという認識の中、行動しています。森が一本一本の木にとって、そして子どもたちにとって心地よい場であるようにという考えも大切ですよね。
様々な面で子どもたちはゴミとなるものに対して考えている事を知ることができました。もしゴミを見つけた際は子どもたちと共に行動し考えていく経験を積んでいこうと思います。
子どもたちは、自然との関わりの中でゴミを捨てることがどういうことなのか理解しながら大きくなっていくことと思います。
子どもたちのお手本となる私たち大人は、常に見られている事を自覚し行動していかないといけないと改めて感じます。
Fujiこどもの家 バンビーノの森
大柴千佳