山梨 森のようちえんネットワーク

“子ども”と“自然”

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春の兆し

3月に入り、日中は温かい陽ざしが続いて、たくさん積もった雪も、ようやく融けました。

それまで、毎日ソリ遊びに明け暮れていたのに、あっという間にいつもの森遊びに変わっていきました。

雪解けの森では、土や葉っぱがどんどんむき出しになって、子ども達は発見の連続です。

 

緑色の葉っぱ…

クモやハナアブたち…

きのこ(写真はツチグリ)…

夏によく見つけた蝉の抜け殻…

森の動植物は、気温も上がった事で、競う様に、動き出し始めています。

子ども達が、そんな春の訪れを発見する度に、うれしそうに「見て見て~!これ見つけた!」と教えてくれます。

「この蝉のぬけがらなんて名前だっけ??」

「オスかなメスかな」

夏に何度となく繰り返された会話がよみがえってきます。

 

少しずつ、少しずつ、子ども達の中に春の目覚めを待ちわびて楽しみにする気持ちがふくらんでいるのを感じます。

 

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