1月、上越教育大学大学院の山口美和先生をお招きして、保育記録の書き方についての勉強会をおこないました。記録の書き方の基本的なことから教えて頂いて、知りたかったニュージーランドの保育記録について講義して頂きました。
保育室のエントランスにずらりと並んだ子どもたちの記録、ニュージーランドでは保護者も子どもたちも記録を自由にみることができるのです。記録も写真入りで美しくレイアウトしてあり見るのも楽しくなる記録です。次に何をテーマに記録を書くかも子どもたち、保護者のかたとも相談してきめるそうです。
ニュージーランドの幼児教育のカリキュラムはテファリキと言います。伝統的な経糸と横糸がまじった織物の意味だそうです。このテファリキでは、子どもの学びを包括的にとらえることに重点が置かれています。
4つの原則と5つの要素からなっており細かいことは書かれていないのも日本のカリキュラムとは全く違って面白いところです。おおらかな印象を受けました。こういうところでもお国柄がでるのでしょうか?
参加者のかたからも最後の感想で、他者と比較しない、できないことに注目しない、驚きの声があがっていました。
子どもも保護者も保育士もみんなが嬉し保育を一つ教えてもらった一日でした。
森のようちえん きらきら星