子どもたちは、見立ての天才!と日々、感じることがあります。
「これは、僕のお家ね。」
小枝を集めてテントのような建物ができあがり。
このお家は、また別の日に、違う子が小枝を寄せ集めて、リニューアルされます。
「このお家は入口が2つあるんだよ。どっちから入ってもいいよ。」
ある時は、掘り起こされた木の根が海賊船に。またある時は、車に。または、お城に。その日、そこに居る子ども達によって、遊びの舞台は変わっていきます。
散歩の途中に集めた葉っぱと花、森にある泥や小枝などを使って、
毎日、いつもの場所で、お料理(ごっこ)に夢中な子もいます。
「こしょうをいれて~」「お塩を入れて~」なんていって、森にある落ち葉や木の実、小枝を上手に使って、真剣に作っています。
もうこれだけで、素敵なレストラン
「いらっしゃいませ~」
「チョコレートいただきま~す」
自然のものは一つとして同じものがない。
それをどう見立てても、それは子ども達の自由。
発想や想像で、無限に子どもたちの世界が広がり、
多様な自然のものたちは、子どもたちを優しく受け止めてくれています。
Fujiこどもの家 バンビーノの森