山梨 森のようちえんネットワーク

“子ども”と“自然”

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森で必要なものは…

いつもの森での一日。

そこにあるのは、暖かな日差し、

どこまでも続く広い空、踏みしめる大地。

遊具や玩具は無くても、

自分達のアイデアがあれば

どんな遊び方も無限大!

この日は、木登りの蝉になりきる子ども達。

大好きな芝生広場で、

誰かが動物歩きを始めると、

一人、また一人と動物が増えて、

まるでここは、ジャングルの森!

森の中の道は、曲道や、でこぼこ道、木の

根っこがあり、平らなアスファルトとは全

く違う。

足の置き場を自分で選び、バランスをとる

ことがだんだん上手くなってくると、森を

駆け抜けて走ることが楽しくなってくる。

「楽しい」からの自分発見、そして挑戦に

繋がってくる。まるで探検家みたい。

先日も通り道の隅にあった、落ち葉の吹き

溜まりに飛び込み、

「落ち葉お風呂?」

「落ち葉プール」を

満喫した子ども達。

森とは違う山の歩き方も、頭だけではなく

身体で学んでいる子ども達。

今、みんなで力を合わせていることは、

「池のおたまじゃくしの救出作戦!」

池に積もってしまった落ち葉をどかし、

瀕死のおたまじゃくしを水に戻してあげる

作業。昨年の年長さんがしていた活動を

今年のお友だちも続けている。

おたまじゃくしの命のリレーは、確実に

バトンパスをしていたんだね。

森に何かを持ってきて遊んでいる人を

見つけると残念だなぁ、と感じる時があ

る。

子ども達は葉っぱ一枚、松ぼっくり一つ

でも楽しい遊びを作り出す、

遊び探しの天才だから。

森のようちえん にっこにこ

たまちゃん

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