3月の森林体験活動ではぽんぽこの森の裏にある林道を2歳児が初めて歩きました。
子どもたちも初めて歩く道という事に加え、急斜面でしたが一生懸命歩いていました。
子どもたちは初めての事が大好きです。遊びの中でのそれは、先がわからないことに対して不安定な道を歩く事で自分の体のバランスのとり方を知ったり、転びそうになった時の対処法を知ります。いつも同じ道で、平坦な道では得ることは限られてしまいます。
また登り道では転ばずに登れていても、下り道は登りとは違い転んでしまう子、勢いが止まらず進み続けてしまう子がいました。これも経験でした。
今回も森も楽しく過ごし、色々な事を吸収することができました。
こどもは遊びに対して「この先どんな楽しみが待っているのか」期待いっぱいに胸を膨らませます。
これは誰かに教えてもらい身につける事が全てではありません。森林体験活動ではそれを引き出す要因の一つであると私は思います。
遊びで先を楽しみにすることができると私生活でも様々な広がりがあります。この様な機会は大切にしていきたいですね。
記:一般社団法人森の学校ぽんぽこ