森のようちえん にっこにこの秋祭り(収穫祭)も終わり、子どもたちはのんびりと秋の森を楽しんでいます。
普段遊んでいる、武田の杜(健康の森)は甲府の市街地から車で15分ほど登ったところ。
登っていく車の中では、「葉っぱの色が変わってきた~!」「赤いよ!」「こっちはオレンジ色だよ!」と子どもたちのわくわくが止まりません。
到着すると、森の走り回り、お気に入りの木を探したり、岩に登ったり。
子どもたちそれぞれの遊びが始まります。
この仕事をしていると、よく森の中で何をして遊ぶの?と言われますが、子どもたちの遊びを創り出す力は無限です。
葉っぱ探しや、どんぐり探し、葉っぱや枝でご飯を作ってお店屋さんをしたり。
枝をナイフで削ってツルツルにしてキーホルダーを作ったり。
木に登って上から遠くの景色を見たり。虫やトカゲを追いかけたり。様々です。
また、葉っぱの色が変わると、お店屋さんごっこのご飯のメニューも変わる。追いかける虫の種類や探し方も変わってくるように、子どもたちの遊びも季節が変わっていくように季節にあわせて創りだしていきます。
子どもたちは日々、自然物を使った遊びによって季節を感じたり、季節によって遊びを作り出していくことで森への関心や知識を深め、仲間と工夫しながら森をからだ全体で楽しんでいます。
季節の移り変わり、そして子どもたちの成長が楽しみです。
森のようちえん にっこにこ たけちゃん(藤本 岳)