11月3日、秋晴れの中、富士川町はくばく文化ホール庭園にて、まほらの森キッズフェアが行われました。
きらきら星は開催当初から、お声がけ頂き毎年参加させてもらっています。例年は落ち葉プールでしたが、今年は新型コロナウイルス感染防止対策のため、密になるアトラクションは中止となり、たきびでおやつ作りと竹コップ作りをさせて頂きました。
初めて体験するお子さんやお父さん、お母さんに大変喜んで頂き、こちらも素敵な笑顔に、やってよかったーと嬉しくなります。お昼ころにはは両方とも完売となりました。
たき火の方は、枝5本を拾ってくると、たきびで焼けるおやつ一個と交換できるシステムです。自分の拾った枝が燃料になるということを体感してもらえればうれしいです。竹コップの方は、脱プラスチック、持ち歩きできる、自然に還る素材で身近なものを作ろうということで、選びました。
さて今年度の竹コップ作りは、竹作家の保護者の方が担当してくださり、のこぎりの種類から、竹を切るときに使う台(手作りでした!)、切るときのちょっとしたコツ、最後はナイフで口のあたる部分を削るという様々なポイントを教えてもらいました。何事も丁寧にやると仕上がりが全く違うことに驚きました。あるお母さんが、ナイフで竹の切り口を一生懸命削っていらっしゃったのですが、その表情がとても真剣で素敵でした。何かにきちんと向き合うということは、忙しい日常の生活ではついおざなりになってしまいますが、一分でもそういう時間を持ちたいなあと思っています。私の場合は小さいお子さんたちと日々一緒に生活していますので、一日少なくとも一回は必ずすべてのお子さんときちんと向き合うということを改めて大切にしたいなと思った一日でした。
来年度は5月の第3日曜日に開催予定です。
きらきら星では11月14日にたきびカフェ、18日にプチ森でリース作りを行います。
森のようちえん きらきら星 宇田川