山梨 森のようちえんネットワーク

“子ども”と“自然”

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収穫祭

森のようちえんにっこにこも秋は収穫と収穫祭にむけての活動で忙しくなります。

田んぼでは稲刈り、脱穀、畑ではさつま芋や里芋を収穫します。さつま芋は煮たり、天ぷらにしたりとお料理で使ったり、焼き芋をしたり、干し芋をつくったりと子どもたちも大好きな野菜なので、収穫にも気合いが入ります。

森では、あけびを採ったり、栗やくるみを拾い集めたりします。どんぐり(マテバシイ)は殻を割り、実をすりつぶして、粉にします。初夏に収穫した小麦粉も石臼でひいて粉にします。どんぐり粉と小麦粉をまぜて、どんぐりパンやパンケーキ、クッキーなどになります。今年は小麦アレルギーの子がいるので、米粉とどんぐり粉で作る予定です。

りんごも先日収穫して、ジャムにしましたので、それをつけて食べるのが楽しみです。

今年の収穫祭のメニューは、

・にっこにこ田んぼの新米

・畑でとれた野菜(さつま芋、里芋、じゃが芋、かぼちゃ、大根、にんじん、ねぎなどなど)たっぷり鍋。冬に仕込んだ手づくり味噌で仕上げます。

・どんぐりパンケーキ&ジャム各種(りんご、ぶどう、すもも、梅、あんず、桑の実)

・梅干し各種

・ゆかりふりかけ

・梅ジュース、ぶどうジュース

といった感じです。

すべて、園の子どもたちが育てたり、収穫したり、作ったりしたもので、1  年の自然の恵みとお世話になっている方々に感謝しながら、みんなでいただきます。

今年はコロナの関係で、お客さまに来ていただくことはできませんが、すべての人が元気に過ごせるように祈りながらいただきたいと思います。

このあとも、柿を収穫してころ柿づくりをしたり、大根で切り干し大根をつくったり、2学期末には楽しみなお餅つきも待っています。

おいしく食べるまでの道のりを自分たちでできるだけやってみること、そんな体験をくりかえしていくことで、自分の体と、まわりの自然、それから世界・地球の環境がつながっているんだということを小さい子どもたちも感じ、考えるようになっていくのではないでしょうか。

 

 

 

森のようちえん にっこにこ

若杉純子

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