秋も深まり、森歩きが楽しくなってきました。きらきら星のある富士川町舂米地区では稲刈りが終わった田んぼ、これから稲刈りを迎える田んぼ、それぞれが秋の青空に美しく映えています。きらきら星の田んぼも無事稲刈りが終わりました。稲刈りの後は、足踏み脱穀機と手回し脱穀機で脱穀をします。カラカラという何ともいえない音が心地よくて夢中になって作業してしまいます。稲がなくなった田んぼは昔から子どもの遊び場だったそうで、とんびのわらべ歌を歌うと子どもたちが田んぼの中を輪になって走り回るのも心和む光景です。田んぼのでこぼこは子どもたちの足腰を鍛えてくれるので、たくさん遊ばせてあげたい場所です。
きらきら星の田んぼは坂にあり、この地域の田んぼは棚田になっています。9月中旬ころから咲き乱れる彼岸花(地元の方は曼殊沙華マンジュシャゲと言います。)と棚田のコントラストもとても美しいです。このお花は毒があるそうですが、さわるくらいなら大丈夫なので、帽子につけたり、ケーキのデコレーションになったりします。田んぼのすぐ上の森や遊歩道では、どんぐりがころころ落ちてきます。こちらもリースや色々な工作に使えるのでせっせと集めています。あけびや、くるみも落ちてきて秋は大忙しです。
さて、そんな秋の実りを入れる袋、レジ袋が廃止されたこともあり、新聞紙で作ったり、イベントで頂いたエコバッグを染めたりしたものを使っています。秋の夜長にちょっと作るのも楽しく、やはり秋は忙しいのでした。
森のようちえん きらきら星 宇田川
森のようちえん きらきら星は、富士川町舂米地区にある里山を主体に活動している小さな森のようちえんです。ぜひ遊びに来てね。